ルールメイキングサミットを通してー
RMP中学生リーダー 木原
9月24日(土)
当初はTSUTAYAからの配信予定でしたが、コロナ禍の状況を受けて、学校からのオンライン配信となりました。
他校の取組みが学びに!
僕は、他校のルールメイキングの進め方や苦労をサミット全体を通して聞くことができてとても学びになりました。
サミットが行われるまでは、正直、東明館以外の学校がどんな活動をしているのかを知りませんでした。
特に印象強かったのは、「試行期間」により”新しい校則”を実際に体験してみる期間を設けていました。
他にも、生徒の意見を聞くために生徒昇降口に意見を自由に書く紙を設置し全校生徒の生の意見を聞けるような工夫をされていました。
また、制服に関する校則を見直す学校では、「マナー講座」を実施したりしていました。
あとは、市全体の高校で制服についての見直しも行っていました。
サミットの中で出てきたやり方の良いところを参考にし、今後の活動で活かしていきたいです。
東明館の課題
東明館のルールメイキングでは「民主主義」を正しく学ぶためにも、少数意見も大切にしています。
※民主主義は「多数決の原理」ではなく「自由の相互承認」
(熊本大学 准教授 苫野一徳先生)
しかしまだ、東明館には問題があります。
生徒全員の意見の回収です。
本プロジェクトの活動主旨が生徒全員に行き渡っておらず、自身の「一票の重み」が生徒全員に伝わっていないため、1学期生徒総会に出した2つの校則見直しについても、未だに100%の投票になっていません。
東明館では少数意見も大切しているため少数意見の方との対話を実施しようと考えています。
なので、とても先が長いですがルールを変えるというのは、一筋縄ではいかないのでプロジェクトメンバーや生徒会や先生方を中心にこれからも生徒全員の「安心・安全」を軸に頑張っていきたいです。